
テーマを更新してみたんだけどさ、子テーマっていうのもあるんだね。
これって何に使うの?

子テーマは親テーマとセットで使うPHPやCSSの設定を残すものですよ

ふーん、でもよく分かんないや。
使いこなせるようになってからで良いかな?

うーん、導入する可能性があるなら今やるべきですが……
使わないっていう人がいるのも事実。。
テーマをインストールしたり調べた時に「子テーマという」言葉が出てきて、何だろうと思ったことはありませんか?
子テーマは、親テーマとセットで使われるものです。
この記事では、
- 子テーマとは?
- 子テーマの使い道
- 親テーマだけじゃダメなの?
について解説します!
まずは子テーマが何かというところから把握しましょう!
子テーマとは?親テーマとの違い
まず子テーマは親テーマをベースとして、その上に設定やPHP, CSSなどの部分をカスタマイズできるようにしたものです!
親テーマとの違いですが、親テーマはテーマの表示から動きまで全体が書かれています。
これに対して子テーマは、テーマの中でカスタマイズする可能性がある部分が書かれています。
例えば動作をブロックの動作を書いているPHPファイルだったり、見た目を変更できるCSSファイルだったり。
カスタマイズする部分だけを子テーマで持つことができます。
なぜ子テーマが必要なのかと言うと、子テーマは親テーマの変更の影響を受けないからです。
親テーマだけを使っている場合、そこでカスタマイズした内容がテーマをアップデートするときに上書きされてしまうリスクがあります。
その一方で、子テーマを使っていれば親テーマがアップデートされても子テーマは変わらないので影響がありません。
子テーマを使う主な理由は、こういったカスタマイズ部分の上書き防止にあります。


上記の説明である程度分かると思いますが、子テーマは独立したものではなく、親テーマありきで使うものです。
親テーマは子テーマが無くても動作しますが、子テーマは親テーマがないと動きません。
なので、親・子という名前がついている訳ですね!
子テーマがどういうものか分かったところで、メリット・デメリットについても把握しておきましょう。
子テーマのメリット
子テーマのメリットは以下の通りです。
- 親テーマのアップデートの影響を受けない(上書きされない)
- カスタマイズしやすい
子テーマを導入することによって何かが大きく改善したり、便利になるといったことは期待できません。
ですが、後々大きな問題を起こさないためにも、子テーマを使う事をしっかり検討しましょう!
子テーマのデメリット
続いてデメリットです。
デメリットも無いわけではないので、把握だけしておきましょう。
- (自作の場合)子テーマの用意の手間
- サイトスピードが落ちる(ほぼ感じないレベル)
最近は大体のテーマで子テーマも用意されてますが、テーマによっては用意されていないものもあります。
それほど難しくはないですが、自作するときはやっぱり手間がかかります。
サイトスピードについてもデメリットに挙げましたが、人が見て分かるようなレベルの違いはありません。
「サイトスピードが落ちてSEOに影響でるから子テーマは要らない」という意見もあるにはあるのですが、私はその程度で受ける影響なんてほぼ無いと考えています。
そしてその手の記事で代替案としてプラグインを使うというのが挙げられるのですが、プラグイン増える方がよほどスピード落ちるリスクがあると思うんですよね……
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どんな人が子テーマを使うべき?

長所短所は分かったけど、結局子テーマ使うべきなのか教えて欲しい…
私は基本的に、子テーマは入れておくべきだと思っています。
以下のような人は、子テーマを入れましょう。
- 自分でCSS, PHPを書く(可能性がある)
- テーマの外観を設定しなおす事になったら嫌だ
「自分でCSSやPHPは書かない!プラグインに全て任せる!」
「外観設定とかが変わっても自分で設定し直しできるから大丈夫!」
という方でしたら、もしかしたら親テーマだけでも事足りるかもしれません!
デメリットも踏まえたうえで、使うかどうかしっかり検討してみてくださいね。
さいごに
以上が子テーマの解説でした。
結論として、子テーマは事故防止のための緩衝材のようなものです。
子テーマを入れておくと、何かあったときに急に対応に迫られなくなりますし、もし対応が必要になるとしても、計画的に進められるようになります。
そう考えたらあった方が良いというのは間違いないですよね!
もし入れるべきか悩んでいるようでしたら、今後困らない為にも導入してみたはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!