最近のGoogleの分析ツールって、ものすごく便利ですよね。
なんでこんなのが無料なのか怖いぐらいです…
でも、便利すぎる一方でこんな問題が。

色々書いてあるけど、どういう意味かさっぱりわからん
そう、ユーザ側にもある程度の知識が求められるようになってしまいました!
せっかくこんな便利なツールがあるのに、勉強しないとその価値を活かしきれないんです。
そういう訳で今回の記事では、Googleの分析ツールでよく出てくる用語と、よく使う便利な数値について紹介します!
これを覚えて活用すれば、サイトの構成を改善したり質を高められるようになります。
ぜひここで覚えて、周りと差を付けちゃいましょう!
それぞれの用語の意味
ページビュー数(PV)
ページビュー数は読んで時の通り、ページが見られた回数です。
一般的には”PV”って略されてます。
これは、測定期間の間にあなたのサイトのページに何回アクセスされたかを示す数字です。
同じページでも3回表示されればPVは3、違う3種類のページに1回ずつアクセスされてもPVは3になります。
PVはサイトがどれくらい人気があるかという分かりやすい指標としてよく使われますよね!

でもしっかり分析するときはPVだけだと不十分なんです。
他の数字もしっかり見ましょうね!
ユーザ・新規ユーザ
ユーザは、あなたのサイトに何人がアクセスしたかを示すものです。
PVが高い時、沢山の人が見に来てくれているのか、一人のファンが沢山見てくれているのかなどを分析する事ができます!
新規ユーザは言うまでもなく、ユーザの中でも始めてあなたのサイトに来てくれた人を表しています。
セッション
セッションは、サイトにアクセスした人が訪問してから色んなページを見て回って、最後にサイトを離れるまでを数えたものです。
例えば一人の人が朝と夜に1回ずつサイトを見に来たら、何ページ見ようとセッション数は朝晩合計で2回という事になります。
セッションは分析にかなり使うので、重要な指標となります。

ちなみにサイトを見て回ることを回遊、サイトを離れる事を離脱と言います。
コンバージョン(CV)
コンバージョンは成約数の事で、ゴール達成数とでも言うものです。
一般的に”CV”って言われるものですね。
CVの基準、ゴールはそれぞれの事業者で違ってきます。
自社商品の購入だったり、資料請求だったり。
それぞれの目的によって違っています。
とは言っても、ブロガー・アフィリエイターにとっては設置した広告の商品が購入された数がCVと言えますね。

アドセンスなら広告のクリック数です。
成約した事を「コンバージョンが発生する」と言ったりする事もありますので、覚えておきましょう。
また、CV数は購入金額に関係なく、コンバージョンが発生したセッション数となります。
そのため、1セッションで2回商品が買われても、CVは1です。

ここ忘れがちなので気を付けてくださいね!
コンバージョンは何より結果に深く関連する指標なので、覚えておきましょう。


よく使う分析
基本的な用語は以上です!

え、用語覚えるの4つだけでいいの?結構簡単じゃん!

そうなんです。とりあえず基礎として覚えるのはこれぐらいで十分なんですよね。
基本的な用語を覚えたら、今度はよく使う分析の数値の意味について理解しましょう。
とは言っても、こちらは意味だけ覚えれば良くて、計算方法は覚えなくても問題ありません!
覚えてるに越したことはありませんが、モチベーションが下がる方がもったいないぐらいなので、とりあえず意味だけ理解しちゃいましょう。
ユーザーあたりのセッション数
読んで字の通りですが、訪問者1人辺りにつき何回訪問してくれたかというのがユーザあたりのセッション数になります。
この数字が大きければ、あなたのサイトファンが多くいるという事が分かります。
この数値が低くてもユーザ数が大きければ、情報価値やSEOとしては強いとも取れます。
ページ/セッション
こちらは1セッション辺りに何ページ見られたかを示しています。
ここを見れば、他ページへの導線ができているか、魅力的な記事タイトルにできているかなどの参考になります。
平均セッション時間
ここは私結構大事だと思ってます!
平均セッション時間は、サイトの平均滞在時間です。
いくらPVが高くても、セッション時間が30秒とかだと読まれていないだなって事が分かります。

「冒頭文で離れていってるのかな、それならもっと魅力的な冒頭文にリライトしよう!」といった分析ができます。
どれくらい読み込まれているかの指標として使います。スクロール率(やや上級者向け)と合わせて活用してみるのも良いです。
コンバージョン率(CVR)
コンバージョン率は、1つのセッションでCVが発生した割合を言います。

よく”CVR”と略して言われています。
計算の仕方は、
CVが発生したセッション数 / 全セッション数
となります。
さっきも書きましたが、計算方法は無理に覚えなくてもいいですからね!
10セッションのうち1セッションが成約していれば、コンバージョン率は10%になります。
- 訪問者に「購入したい!」と思わせられる記事になっているか
- 設置した広告は記事にマッチしているか
などを分析する時に使いましょう。
直帰率
直帰率とは、訪問者が1セッションの中で最初にアクセスした1ページしか見ないでサイトを離脱した割合を言います。
別ページに移動すれば直帰していない事になります。
10セッションのアクセスがあって、3セッションが最初のページしか見ないで帰った場合は直帰率30%です。

全体の平均は40%と言われていますが、実はこの数字はそこまで参考になりません
大切なのは、訪問者が直帰したのか別ページへ行ったのか、広告にアクセスしたのかという点です。

訪問してくれた人の多くが何のアクションも無しに帰っているようなら、改善の余地ありです
別ページに繋げるように記事を改善したり、広告を再配置したりなどを計画するきっかけになりますね。
このように直帰率は平均値と比較するだけじゃなくて、「なぜなぜ?」と色々考えながら活用しましょう。
EPC
EPCはEarn Per Clickの略です。
なので日本語で表すと、1クリック辺りの収益額です。
計算の仕方は、
EPC= 報酬金額 ÷ 広告がクリックされた数
となります。
- たまにしか買われないけど高単価な広告
- 安いけど多くクリックされるクリック報酬型広告
ここで悩んだときは、同じ位置に1週間ずつ配置してEPCが高いほうを採用!みたいに使います。

ちなみにこのようなほぼ同じ条件で比較検討することを「ABテスト」って言います。
ABテストめっちゃ大事。
最後に
数字の話って聞くだけで、つい身構えちゃいますよね…
でも、最近のツールは難しい計算はやってくれます!
だから意味さえなんとなく理解していれば十分に活用できるんです!
「分析なんて私には無理」って最初から決めつけず、ぜひ挑戦してみてくださいね。

分析できると今できることが沢山見えるようになるので、楽しいですよ!
もちろん分析の用語や数値の種類はこれだけではありません。
セッション時間の章でも一瞬出ましたが、スクロール率なんかは難しいけど結構便利です。
「この辺りでみんな離脱しちゃってるから、ここに画像を入れたり文章を変えよう!」
とか、そういうの分かったら凄くないですか?
とりあえずこの記事で紹介した数値の意味を理解すれば、それが多少なりともできるようになるんです!
ぜひ活用してくださいね!
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今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

