たまに目にする「E-A-T」
ブロガーさんなら知っておくべき言葉ですが、あなたはE-A-Tとは何か説明できますか?
E-A-TはSEOにも関係する大事な考え方です!
今回はそんなE-A-Tについてまとめました。
基本的な内容になるので、さらっと理解しておきましょう!
E-A-Tとは?

まずE-A-Tとは?という部分を簡単に説明します。
E-A-Tは、
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- Trustworthiness(信頼性)
の頭文字を取った言葉です!
これは作られたサイトや記事が専門的で信頼できるかどうかという事です。
もうちょっと具体的に言うと
- サイトは特定の分野に特化しているか
- 定期的に更新して最新情報をまとめているか
- 専門家・専門的な組織からの情報か
- 情報源は信頼できる所か
というような部分をクリアしているサイト・記事はE-A-Tが高いと言えます。
E-A-Tの高さと質の高さ
よく「評価されるためには質の高いコンテンツを作れ」って意見を目にすることがあります。
でも「質の高い記事って何?」って思いませんか?
私は最初「この人たちは何を言ってるんだろう……」って思ってました。笑
E-A-Tは、そんな質の高さを決める上で大切な要素の一つです。
その根拠に、Googleが公開している品質評価ガイドラインの「4.0 High Quality Pages」には、以下のように書かれています。
In addition, High quality pages have the following characteristics:
引用: Google General Guideline
● High level of Expertise, Authoritativeness, and Trustworthiness (E-A-T).
(筆者の大雑把な)訳:
高品質なページの特徴に以下があります。
・専門性、権威性、信頼性(つまりE-A-T)の高さ
この後箇条書きが続くのですが、高品質なページの特徴としてGoogle先生がまっさきに主張するのが、E-A-Tの高さなんです。
それだけE-A-Tが重要だというのがうかがえますね!
ですので、Googleから高評価される(SEOを高める)には、E-A-Tを高める必要があると言えるのです。
具体的にどうすれば良いの?


大事さは分かったけど…、具体的にはどうすれば良いの?
E-A-Tを高めるのが大事と言われても、じゃあ具体的にどういう対策をすれば良いかが分からないとダメですよね。
先ほどのガイドラインから具体的にどうすれば良いか、SEOライターでもある(専門性・権威性アピール!)筆者なりにまとめました。
・ 極力特化ブログにする
・ あなたが専門家なら、自己紹介でそれを強調する
・ 定期的にサイトを更新、記事をリライトする
・ 情報源、いつの情報かをはっきりさせる
・ 信頼できる情報源から引用する
・ 情報が経験談か情報提供なのかを区別させる
以降では、それぞれについてざっくばらんに解説していきますね!
極力特化ブログにする
特化ブログにすることは、専門性を高めることに繋がります。
例えばこのサイトではSEOを中心としたブロガーさんへの情報について専門的にまとめています。
このブロガー向けサイトで、急に医療について語り出したらどうでしょうか?

急にどうした?お前はライターだろ!
医療しらないだろ!!
って言われてしまいますよね。
しかし普段からSEOについて書いている私が、記事の書き方のコツやコンテンツマーケティングについてのノウハウを書いたとしたら、それほど不思議には思わないはずです。
これが専門性の一つと言えます。
あなたが専門家なら、自己紹介でそれを強調する
もしあなたが自分の仕事に関係する事をブログに書いているなら、専門家であることをしっかりアピールしましょう!
たとえば、
- 営業この道○○年
- システムエンジニア
- ○○円稼いだ投資家
- 栄養士
- 医者
- 毎年ラーメン100杯以上食べている
とかですね!
「人に自慢出来るほどのプロじゃないよ……」なんて思う方もいるかも知れませんが、素人にくらべたら専門家なんです!
きちんとあなたの持っている武器を自覚して、強調していきましょう!
ちなみに自己紹介欄はブログに必須ですので、書いてないなら今すぐ作りましょうね!
定期的にサイトを更新、記事をリライトする
定期的にサイト・記事を更新することは、「定期的に最新の情報に更新するようにしているかどうか」をGoogleが判断する材料になります。
ですので、定期的にリライトが大切なんです!
もちろん時間が経てばあなたのライティングスキルも上がっていると思うので、リライトするたびに良い記事になりますよね。
E-A-Tとしても純粋に良い記事にするためにも、リライトは重要な作業です。
ですので、リライトは積極的にやっていきましょう!
情報源、いつの情報かをはっきりさせる
こちらは信頼性にすごく関わってきます!
何か意見を出すとき、それには根拠が必要です。
GoogleがE-A-Tを大事にしているという記事を書くなら、E-A-Tが大事ってGoogleが言っているリンクが欲しいですよね。
そうじゃなければ、それは「知識」じゃなくて「憶測」になります。
自分が持っている知識でも、根拠がなければ「そんな気がする」と言っているようなものなのです。
根拠があるからこそ、信頼できる情報だと断言できるわけです。
また、書いている内容がいつの情報かも大切です。
1週間前の情報と5年以上前の情報、どっちが信頼できますか?
これは語るまでもなく明らかですよね!
信頼できる情報源から引用する
情報源の質は信頼性・権威性にもつながります。
「この薬は効果があります」っていう記事を書くときに、
「その根拠に私の友達のA君が効果があるって言ってました」じゃ説得力がありません。笑
〇〇大学病院とか〇〇の権威の××さんとか、そいういう信頼できる機関や個人からの情報だという事をはっきりさせましょう。
情報源を提示することは、その情報源となる相手の権威性・信頼性を借りてくることにもつながります。
どこからの情報かはしっかりと載せておきましょう!
信頼できる情報源の例: 総務省(公的機関), Google, ○○大学病院, etc…
情報が経験談か情報提供なのかを区別させる
他のサイトではあまり言われていませんが、ここもすごく大切です…!!
自分が書いている内容が、経験談なのか情報の提供なのかをはっきりさせましょう!
例えば「この薬は効果がない」という記事なら、
「自分には利かなかったという経験談」なのか、「医学会からの発表があったという情報」なのかという区別が必要です。
それによって語り手(自分)の立ち位置が「専門家」なのか「経験者」なのかが変わってきます。
患者さんは医学の専門家ではありませんし、一方でお医者さんも患者さんの気持ち・経験は語れません。
自分の立ち位置をしっかりと切り分ける事で、そのコンテンツのどこに価値があるのかがハッキリしてくるのです。
語り手としての自分の立ち位置がプロフィールと一致していないというのは、信頼性に欠ける要因になってしまうので注意です。
▼TwitterでPVを伸ばすなら▼

まとめ
最後に今回の記事のまとめをしましょう!
- E-A-Tは専門性・権威性・信頼性の英語の頭文字をとったもの
- E-A-Tの質は記事の質に関わっている⇒SEOに関わる
- 誰が、何を根拠に言っているかをはっきりさせる
- 経験談なのか情報提供なのかをはっきりさせる
この辺りを意識してコンテンツを作ることで、E-A-Tの質が高まってきます。
「大学の論文かよー!」なんて思っちゃいますが、私たちブロガーはできるだけ正しい情報を発信する責任があります。
みんなに信頼されるブロガーになれるよう、E-A-Tはしっかり意識していきましょうね!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
▼SEO・ライティングを楽しく学べる書籍▼