
ブログをはじめられたんだけど、どうやって書いたら良いんだろう……。
時間もかかるし、上手く書けてる気がしないんだよね。

初心者の誰もがぶつかる壁ですよね。
今日の記事では、ブログ記事の基本的な書き方について解説します!
その中でも解説するのは面白い文章を書くスキルではなく、主に記事の構成についてです!
これができることによって、以下のような利点があります。
- 読みやすい伝わる記事になる
- SEOになる
- 執筆スピードUP
伝わりやすい構成ができていれば、読まれる記事になるのは当然ですよね。
また、構成に悩まないので執筆時間を短縮できます。
その分質を上げる工夫に時間をかけることだってます。
さらに、構成がしっかりしていれば見出しも適切に作れますし、検索キーワードを 適切に記事に組み込めます。このあたりはSEOに影響します。
このように、しっかりした構成を身につけることは沢山のメリットがあります!
書き方に悩んでいるようでしたら、ぜひ読んでみてくださいね。
基本の型・テンプレートにのっとって書こう
文章の構成には基本的な型・テンプレートがあります。
その型というのが、以下のようになります。
- 問題提起
- 前提知識
- 結論・提案
- 理由・根拠
- 詳細・補足
- まとめ
この型にならって書く事によって、伝わりやすい文章になりますし、筆者も迷いなく書くことができます。
それぞれを本記事のテーマである「記事の書き方」を型にのっとって大雑把に書くと、
- 問題提起:記事を書くのは難しいですよね。
- 前提知識:(この記事では無し)
- 結論・提案:記事を上手く書きたければ、基本の型にのっとって書きましょう
- 理由・根拠:型にのっとって書くことで読者が読みやすくなるし、迷いなく書けるので有益です。
- 詳細・補足:○○(問題提起、前提知識…)では、ここを意識しましょう
- まとめ:型にのっとって書くと良い事尽くめです!
という感じでしょうか。
この基本パターンができていると、何が伝えたいのかが明確になります。
それにより、冒頭でも挙げたような利点が生まれます。
それでは、それぞれの部分でどのように書くかを解説していきましょう!
それぞれのポイント

問題提起:冒頭文・序文
まずは問題提起です。
冒頭文・序文で書くことによって、「こんな問題を解決する記事ですよ」という事を伝える役割があります。
ちなみに冒頭文・序文に当たる箇所は、ブログで言う最初の見出しより前の部分です。
ここで大切なポイントは、「共感」です。

共感してもらえるように書くのって難しくない?
そう思いますか?
実は、考えが逆です。
「こんな問題を抱えている人は、どんな悩みを持っているんだろう?」と筆者であるあなたが想像し、あなたが読者に共感する必要があります。
例えば「記事の書き方」を改善したいと思っている人は、
- 時間がかかってしまう
- 主旨が伝わらない
- 読んでもらえない
という悩みが想像できます。
そんな読者さんに共感して、この記事で悩みを解決しますよと伝える事がポイントです。
問題提起は読者に共感する
記事を読む利点を書こう
「この記事を読んだら、こんな利点がありますよ。」
というのを伝えるのもまた、序文では必須です。
ポイントとしては「未来を見せる事」です。
「良い記事が書けるようになるよ」という漠然としたものではなく、「執筆スピードが上がるよ」「伝わる文章になるよ」というように、より具体的に未来が見えるようにしましょう。
記事を読んだ読者さんの未来を提示しよう
前提知識:本文冒頭
序文の次は前提知識を書きます。
場所で言うと、最初の見出しの部分です。
ただ、これは必要であれば書く程度の認識で大丈夫です。
なのでこの記事でも前提知識の部分は省略しています。
記事の書き方を知りたいのに、「そもそもブログとは…」とか言われても迷惑じゃないですか?
これだけは理解しておかないと次に進めない。という知識だけを書くようにしましょう。
必要最低限の前提知識だけ共有する
結論・提案
前提知識が書けたら本文です。
本文では、まず結論を書きます。
誰かに伝えるときの構成は、「最初に結論」が基本です。
突然ですが、上司にプレゼンをする時をイメージしてみてください。
学生さんなら、論文の発表とか。
そこでこんな話し方していませんか?

今〇〇がこうなっていって、こういうデータがあります。
そのため、今後こうなると予測されます。
ですので、こうする事を私は提案します。
って伝えようとした場合、多分2行目あたりの部分で「結論から言ってよ!」と上司に怒られます。笑
なぜかと言うと、聞き手からしたら最後まで話さないと何の話をしているのか分からないからです。
最後の結論を聞くまで、分析の話をひとつひとつ覚えておけますか?
それはいくら有能な上司でも無理難題です。
大切なのはこういう伝え方。

私はこうする事を提案します。
何故なら、今こんなデータがあり、こうなる事が予測されるからです。
ですので、私はこうすべきだと提案します。
どうでしょう?回りくどい感じが減って、何が伝えたくてデータや予測の話をしているのかが明確になりますよね。
このように、伝えるための文章の場合は「最初に結論」が必須になるのです。
そして最後に結論をもう一度伝えて強調しておくと、相手に印象づける事ができるという仕組みです。
最初に結論・提案を示すと分かりやすい
理由・根拠
上記のプレゼンの話でもありましたが、結論のあとはその理由・根拠が必要になります。
理由や根拠が無ければ、「なんとなくそう思ったから」と同じになってしまいます。
絶対に理由は必要です。可能な限り参考文献を出しましょう。
記事の説得力はここで決まります。
根拠や理由で説得力をつける
詳細・補足
結論と理由を書いたら、そのあとで具体的な話をしましょう。
最初から細々とした部分を伝えると、「何の話だっけ?」となりがちです。
この記事でも最初に箇条書きで大雑把に構成を書いて、そのあとに各見出しでその詳細をまとめています。
このように「抽象から具体」の流れを意識すると、理解しやすい構成になります。
最後に詳細・補足で付加価値を。「抽象から具体」が大事
まとめ・末文
最後はまとめです。
詳細で細かな説明をしたことで、読者さんからしたら全体像や主旨がぼやけてしまいます。
伝えたいことを箇条書きでまとめたりなどして、要点を強調して書きます。
これで「そうそう、こういう話だったね」と読者さんに再認識してもらうのです!
また、ブログ記事の場合は最後に「読者さんが次に何をしたら良いか」を書くのも良いです。
「記事構成パターンを身に着けていきましょう。」とか、「記事書くうえでこのツールも便利だから使ってみて。」とか。
ここにあなたが伝えたいことすべてをぎゅっとまとめて書いてしまいましょう!
簡潔にまとめておさらいする。
次のアクションを示してあげるとより良い
構成力を身に着けるトレーニング方法
企画書⇒下書き⇒清書で書いていく
企画。これは本当に大切です。
構成力を身につけたいなら絶対にやるべきです!
ライティングする流れとしては、企画⇒下書き⇒清書となります。
それぞれでやることは
- 企画書:読者さんの悩み、解決方法、競合記事との優位性、構成、見出し、各見出しの概要、参考文献、伝えたいことなどをまとめる
- 下書き:企画書に文章を加え肉付けたもの
- 清書:下書きに文字装飾や画像を加えたもの
という感じです。
もうおわかりだと思いますが、企画はその記事の基礎の基礎。
企画がダメならその記事はダメです。

突然のキツい言い方……

それぐらい大切な事だから、分かってください…!!
ブログは企画が9割。
というぐらいの気持ちでやってみましょう!

たまに見かける本のタイトルみたいだね
チェックリストを使って抜け漏れがないか確認する
慣れないうちは、チェックリストを用意して書きましょう。
今回まとめた内容に絡めると、
- 読者の悩みを考えられているか
- 前提知識は適切か
- 結論⇒根拠という順番の見出し構成になっているか
- 見出し、書く見出しの概要が抽象⇒具体の流れになっているか
- 参考文献はあるか
- 全体を簡潔にまとめられるような構成か
- 読者さんに次のアクションを提示できるか
というような具合ですね。
企画書の段階でこれをチェックして、自分の構成を見直してみましょう。
もちろんこれ以外にも、気づいた事はどんどんチェックリストに追加してくださいね!
勉強をするなら
他のブロガーさんの記事を分析する
これが何より一番勉強になります!
とにかく自分が好きなブロガーさんの記事を、ライター目線で分析することが大切です。
- この人の記事はなぜ見やすいのか
- どういう構成で書かれているのか
- どういう文体で書いているのか
- どうして売れているのか
などなど、さまざまな目線で見てみると、見習う所は沢山あります!
学ぶとは「まねぶ(真似る)」から来ているらしいですからね。
良い所はとことんマネしましょう!
本で勉強するならこれがオススメ
ライティングの本をおすすめするならやっぱりこれかなと思います!
定番ですね!気軽に楽しく読めます。
そして書いてある内容は本物。
Webでも読めまるのですが、書籍にしかない情報やまとめがあるので書籍の方がオススメです。
ブログを育てたいなら一度は目を通しておきたい一冊です。
まとめ
以上が構成に関してそれぞれ意識する点です!
まとめると、
- 序文の問題提起は読者に共感する
- 記事を読むメリットで、未来を提示する
- 最初の見出しで(必要があれば)最低限の前提知識だけを共有する
- 本文の最初に結論・提案を示すと分かりやすい
- 根拠や理由で説得力をつける
- 最後に詳細・補足で付加価値を。「抽象から具体」が大事
- まとめでは 簡潔にまとめておさらいする。次のアクションを示してあげるとより良い
です。
この記事について不明点や疑問点があれば、いつでもお問合せください!
コメント欄、TwitterのDM、LINEどれでも受け付けています。
特に何かを売りつけたりもしないので、お気軽にどうぞ!
また、今回「構成編」と書いたのでお察しかも知れませんが、企画編やSEO編、文章装飾(清書)編など、他の解説もしていこうと思っています!
もし少しでも興味が湧いた方は、ぜひまたお越しくださいね。
コメントで催促なんかしてくれる人が現れたら嬉しいな!