こんにちは。和雨(@waublg)です。
今回は、PASONAの法則について解説します!
あなたはブログやSNS運用をしていて、読者さんが十分なリアクションをしてくれていると感じますか?
- PVを増やしても収益が出ない
- 回遊率が低い
- フォローしてもらえない
- メルマガ、LINE@に登録してもらえない
私もブログやライターをしていて、思ったCVが出ないのを眺めながらうんうん悩むことが多くありました。
嘘です、今でも悩みます。笑
1年コツコツと100記事書いたのに収益0とかだとつらいですよね……。
そんな悩みを解決するための武器となるのが、PASONAの法則です!
PASONAの法則は、読者さんに行動を促すためのライティングテンプレートです。
これを身につければ、もしかしたらあなたの記事に対する読者さんのリアクションが変わるかも!
PASONAの法則とは
読者の行動を促すテンプレート
PASONA(パソナ)の法則は日本のマーケティングの第一人者である神田 昌典(かんだまさのり)さんが提唱したものです。
冒頭でも言いましたが、読者さんに行動を促すためのライティングテンプレートです。
そう言うとちょっと分かりづらいでしょうか?
具体的には、
- 商品を買いたくなる
- メルマガに登録したくなる
- サービスに登録したくなる
- フォローしたくなる
読者さんにこんな気持ちになってもらうためのライティングの型です。
パソナの法則はポイントとなる要素の頭文字を取っていて、
- P(Problem): 読者の抱える問題点を明確にする
- A(Agitation): 問題を抱え続けることのデメリットを伝え、焦らせる
- So(Solution): 焦りを解決する方法を紹介する
- N(Narrow Down): 今すぐ行動すべき理由を伝える
- A(Action): 実際の行動にうつしてもらう
という意味を持っています。
PASONAの法則を使った例
PASONAの意味が分かったところで、例を出してみましょう。
例なので大雑把なのは許してくださいね!
例えばブログコンサルを宣伝するなら、
- P: ブログが稼げない、100記事も書けないと悩んでいませんか?
- A: 正しい知識や方法で積み上げないと、ムダに時間を浪費して1年後も収益0のままかも。
- So: できるだけ早く、確実に収益を挙げられるならコンサルに頼りましょう。私はこんな実績がうんたらかんたら……
- N: コンサルサービス開始記念に、先着5名だけ半額です!
- A: 今ならまだ半額です。応募はこちらのボタンからどうぞ。
という感じ。
ところで、あなたはこの例に既視感はありませんか?
たまにある怪しい商品から夜のお買い物番組、人気のスクールとかでもPASONAの法則にのっとって書かれていることがほとんどです。
それだけPASONAの法則は重宝されているテンプレートになんです。
新PASONAの法則もある
PASONAの法則がアップデートされたもの
PASONAの法則の大切さは分かりましたか?
ここで、新PASONAの法則も紹介しましょう。

え、新とかあるの?最初から言ってよ。

元のPASONAは今でも有効な場合があるので、
どっちも知っておくべきなんです
新PASONAの法則は、最近のユーザに合わせてアップデートされたものです。
その中でも重要なのが、“A”がAgitationからAffinity(親近感)に変わった点。
焦らせることから、親しみを・共感を持ってもらうことが重要になったのです。
以前は焦らせることで十分に売れましたが、今の時代では親しみをもってもらうことの方が重要になりました。
考えてみてください。
あなたは「今すぐ買うべき!」と突然煽ってくる業者に対して、不信感をもちませんか?
それよりも好きなYoutuberが「これ良いよ!」って言っている方が「買ってみようかな」ってなりませんか?
消費者の価値観は時代と共に変化していきます。
今でも旧PASONAの法則は有効ですが、親しみ・信頼を持ってもらってからじゃないと響かなくなってきています。
ですので、大前提としてAffinity(親近感)が”A”のポジションになったと言えます。
新PASONAの法則を使った例
新PASONAの法則はA以外にもちょっと変わっていて、
- P(Problem): 読者の抱える問題点を明確にする
- A(Affinity): 問題点・悩みに共感し、親しみをもってもらう
- S(Solution): 解決する方法を紹介する(自分が解決したときの方法など)
- O(Offer): 具体的な手段を提案する
- N(Narrow Down): 今すぐ行動すべき理由を伝える
- A(Action): 実際の行動にうつしてもらう
となっています。
A以外での変更は、SoがSolutionとOffer(提案)の2つに分離しました。
旧PASONAのSolution部分をより細分化した形になったイメージで、内容自体が変わった訳ではありませんので安心してくださいね。
旧PASONAに比較するため、同じブログコンサルで例を作りましょう。
- P: ブログが稼げない、100記事も書けないと悩んでいませんか?
- A: 私も苦労しました。1年書けて沢山記事を書いたのに、得られた収益は0円……、収益が出るまではブログを続けるべきかすごく悩みました。
- S: そんな私ですが、ひょんなことで知り合ったブロガーさんに正しい知識を伝授してもらい、今では月40万は稼げるようになりました!
- O: もしあなたもブログで稼ぎたいと本気で思っているのなら、私のコンサルを受けてみませんか?苦労を知る私だからこそ、あなたをしっかりサポートしてみせます!
- N: コンサルサービス開始記念に、先着5名だけ半額です!
- A: 今ならまだ半額です。応募はこちらのボタンからどうぞ。
という感じ。こういう人Twitterにいっぱいいますよね。
突然DM送ってきたりする人。
そういうのに引っかかってしまう人がいるのは、この新PASONAにのっとった伝え方をしているというのも一つの理由かもしれませんね。
あなたは新旧どっちのセールスライティングが好きですか?
あなたのブログを読んでくれる人はどんな人かイメージしながら、どういう書き方が響くか想像してみましょう!
アフィリエイトでもSNSでも重要
例文を書いていて、私は「Twitterのプロフィール文でこういう人よくいるなぁ……」と思いました。笑
今回の例文は自分のサービスに繋げるものでしたが、PASONAの法則は読者さんに行動を促したいときに使えるテンプレートです。
つまりTwitterのプロフィール文でも、アフィリエイトで商品をクリックしてもらうのでも、メルマガ・LINE@に登録してもらうのでも有効なんです。
読者さんに何かをしてもらいたいときに使うべきライティングの基礎なので、しっかり覚えておきたいですよね!
勉強するなら
PASONAの法則についてもっと詳しく知りたい方は、提唱者である神田昌典さんの本をオススメします!
この本は新PASONAの法則をはじめ、41にも及ぶ「売れる法則」を紹介しています。
アマゾンの「この15年で最も売れたビジネス書ベスト50」にも入る良書です。
まとめ
PASONAの法則について簡単にまとめると以下の通りです。
- 「読者さんに何かをしてもらう」ために幅広く使えるライティングテンプレート
- それぞれのポイントの頭文字を取ってPASONA
- 今は煽ることより親近感を持ってもらうことを重要視する「新PASONAの法則」が主流
- 旧PASONAだって効果はある
売れる型は絶対に知っておいた方がいいですし、型がある方が書くペースも早くできます。
この機会にぜひPASONAの法則を試してみてくださいね!
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